「明日も遊んでね、グッナイ」

嵐と関ジャニ∞。好きなものを好きなだけ。

関ジャニ∞のDVD「十祭」をステマする

十祭。関ジャニ∞デビュー10周年記念のお祭りと銘打たれたイベントである。2014年8月9日・10日に味の素スタジアム、8月23日・24日にヤンマースタジアム長居長居陸上競技場)にて開催された。全4公演。

 

そのチケット争いは熾烈なものであった。イベントは1公演で5.5万人、全公演で22万人の動員*1であったが、この数字はツアーの3分の1程度である。さらに、東京と大阪の2箇所のみの公演であったことも加え、競争率は高かった。

私自身もチケットを自力で取ることができなかったが、フォロワーさんのご厚意で24日の公演に入らせていただいた。一言で言うと、最高のイベントであった。もしも、関ジャニ∞のライブ作品を気になっている人がいらっしゃったならば、私は迷わずこの作品をお勧めする。

 

というわけで、レコード会社に頼まれてもないのに勝手に見どころを添えてステマする。発売から2ヶ月経っているけどステマする。

 

・ジャニーズヒットメドレー

1996年、1997年に事務所に入所した関ジャニ∞。そんなメンバーたちがジャニーズ事務所の先輩・後輩への感謝を込めたメドレーを披露した。メドレーのセトリはこちら。

 

お祭り忍者(忍者)
スシ食いねェ!(シブガキ隊)
SHE! HER! HER!(Kis-My-Ft2
仮面舞踏会(少年隊)
硝子の少年(KinKi Kids
Real Face(KAT-TUN
青春アミーゴ修二と彰
オリジナル スマイル(SMAP
weeeek(NEWS)
Venus(タッキー&翼
愛・革命(滝沢秀明
アンダルシアに憧れて(近藤真彦
A・RA・SHI(嵐)
ええじゃないか(ジャニーズWEST
TAKOYAKI in my heart(関ジャニ∞

 

ほ〜ら、もう見たくなってきたでしょう。

 

関ジャニ∞の色を残しながら、かっこよくかわいくジャニーズソングを継承しています。

私のお勧めは仮面舞踏会とアンダルシアに憧れて。

仮面舞踏会は横山・渋谷・村上(三馬鹿)の年上組でパフォーマンスしている。この三人はジュニア時代、先頭に立って関西ジャニーズJr.を引っ張り、20年近く共に過ごしてきた。そんな三人が少年隊の曲を歌っている姿に胸が熱くなること間違いなし。

アンダルシアに憧れては純度100%のジャニーズが楽しめる、まさにアイドルな1曲になっている。

 

・∞レンジャー 恋のトライアングル! 一途な想いの結末は...!?の巻

今回の脚本も関ジャニ∞最高で最強のプロデューサー、奇才・横山くん。

物語は、ブラックがレンジャーの面々に好きな人ができたと告白するところから始まる。しかし、ブラックの片思いの相手・白雪は高嶺の花だと諭されるほど美しい。ブラックはどうにかして片想いの相手・白雪に好きになってもらおうと、刺さると放った人を好きになってしまう「ほれ〜る矢」を持ち出す。ブラックはほれ〜る矢を放つものの、矢は誤ってナスに刺さってしまったのだった。さらに、ほれ〜る矢によってイエローがレッドに、ブルーがグリーンに惚れてしまう。

 

横山くんは、一番リアルな組み合わせを考えたと言う。熟年夫婦とメンバーに言われる深い関係である横山くん(ブラック)と村上くん(ナス)。けれども、プライベートではご飯も食べに行かない。しかし、脚本家はリアルを追求したらしい。(2回目)

 

シャイか。

 

そんな横山くんと村上くん、通称ヨコヒナコンビにぜひ注目していただきたい。

 

・ハチフェス

アラフェス。2012年と2013年に国立競技場で開催された嵐のイベントである。ファン投票・リクエストを元にセットリストが組まれた。

ハチフェスはアラフェスを受けた横山くんのパクリ良いものを取り入れていこうという方針で実施された。アルバム、シングル、カップリングのファン投票ランキングがトップ8まで発表され、トップ3の中からそれぞれ1曲披露される。

ハチフェスの見どころは何と言ってもソロユニットシャッフルコーナー。メンバーのソロ曲、ユニット曲をシャッフルした組み合わせで歌うコーナーである。

 

Kicyu(横山・安田)→渋谷・錦戸が

披露torn(錦戸・大倉)→横山・村上が披露

わたし鏡(安田)→丸山が披露

パンぱんだ(横山・丸山)→安田・大倉が披露

Babun(村上)→全員が披露

 

原曲バージョンとシャッフルバージョン、それぞれに良さがあるのは勿論である。しかし、シャッフルは何と言っても意外性のある組み合わせと選曲が面白い。

手と手を合わせたり二人でハートを作ったり可愛らしい振り付けが多いkicyuを、気まずいコンビと言われる渋谷錦戸が披露。照れを隠しきれない二人に注目してほしい。

また、セクシーでかっこいいダンス曲tornを横山村上コンビが担当。こちらも、手を握り合ったり腰や肩を掴んだりと二人が絡む振り付けがあるのだが、リハーサルで村上くんは横山くんにすぐ手を離されたと話していた。恥ずかしがり屋な横山くんと普段はなかなか見られない村上くんの表情に刮目してほしい。

また、普段から仲の良い安田大倉コンビがパンダの被り物でキュートに踊るパンぱんだ、バンドでベース担当である丸山くんがギターの弾き語り曲わたし鏡を披露する。

百聞は一見に如かず。イベントで一番の盛り上がりを見せたこのコーナーを是非見ていただきたい。 

 

・エンディング 

横山くんは挨拶中、涙をその頬に滑らせた*2。「頑張りなさい」と小さく声をかける大倉くん。目に涙を溜める村上くん。グループ最年長の涙に、ファンもたまらずもらい泣きをした。

エンディングでメンバーが浴衣姿で歌った「純情恋花火」では、夏の空に無数の花火があがった。夜空に打ち上がった大輪の花は優しく、美しく、儚い。

個人的にもこのイベントは今まで参加した現場で1、2を争う楽しさであった。しかし、楽しくて楽しくて仕方ないのにどこか胸の奥に切なさを残した。

 

もう戻れないあの日は、エイトとファンのひと夏の想い出として胸に深く刻まれた。

 

十祭(通常盤)  [DVD]

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*1:関ジャニ『十祭』がXマスイブに映像化 | ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/news/2044532/full/

*2:関ジャニ10周年に横山号泣「自信を持って関ジャニ∞でよかった」 | ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/news/2040801/